目的及び運営の方針

Ⅰ,目的

 

この事業は、精神障害を持ちながら就労をしようと志す利用者を支援し、そのワーキングライフの実現のための活動を行うとともに、参加と協働の機会を通じて障害者も当たり前に暮らせる社会作りに貢献することを目的とします。

 

Ⅱ,運営の方針

 

 事業の実施に当たっては利用者を社会人として尊重し、地域関係機関等との連携の中で十分に専門性を発揮し、有効な支援を提供できるように尽力します。

 

 支援の提供に当たっては、利用者個人だけではなく、環境も含めた全体を見る視点を基本とするとともに、価値ある自分と社会への手応えをつかめるようになることを目指すものとします。

 

 準備訓練に当たっては、実際の活動を通して分かった課題を共有するとともに、利用者本人の参加の下でその解決を目指すものとします。また、基礎訓練の諸活動を通じて、ワーキングライフを支援するための基盤となる信頼関係の構築を目指すものとします。

 

 利用の相談があった場合は事業利用の有無にとらわれず、利用者にとって最も有効な支援が提供できるよう留意し、適切なサービスの利用ができるよう必要な情報提供、助言、紹介、調整等を行います。